3日ぶりの言挙げ――

何処かへ旅をしていた訳でも、体調を崩していた訳でもありません。 「新書 アフリカ史」なる、600頁にも及ぶ新書にしては大部の本書を読み出したら、 どっぷりと嵌まり込んでしまって、関連書を紐解いたり、或いはWikiを参照したりと、 読み了えるのに、先刻…

四十? 五十? 六十? はたまた、七十?

遠い記憶だが―― 明治44年生れの親父殿が「四十の手習い」と使っていたのを、 幼い頃に耳にしたことがあったか、と朧気ながら思い出されるが… 江戸の頃はもちろん、戦前・戦中派あたりなら「四十の手習い」と云うのが当然だったろう。、 ところが、昨今では、…

今宵はスーパームーンとや〜〜

おまけに、アメリカでは皆既月食で スーパーブラッドムーン−Super Blood Moon−だったとや〜〜―今月の購入本―2016年12月 ◇「Adobe InDesignCS4ベーシックマスター」秀和システム ◇坂本太郎 井上光貞.他「日本書紀〈3〉」 岩波文庫 ◇宇治谷孟「日本書紀 全現代…

もうずっとPCはWindows.7でやってきたのだが…

10月にまったく不調となり、修理も効かないというので、 仕方なくWindows.10搭載機に買い換えたら、 Appliのバージョンアップが、まあいろいろと必要なこと―― この<ホームページビルダー>もその一つ―今月の購入本―2016年11月 ◇坂本太郎 井上光貞.他「日本…

工事契約完了――

完成オープンはいつになるか? 残念ながら、なお確定はならず。 願わくば、4月末迄にはオープンしたい、 と強く申し入れたものの、確約の言質は取れず。 しばらくは工事の進捗を見守りつつ、判断するしかないようだ。―今月の購入本―2016年10月 ◇中野三敏.編…

今月の9日―

政府が日米合意に基づく米空母艦載機の陸上離着陸訓練-FCLP-の硫黄島からの移転先として、 鹿児島県西之表市にある無人島の馬毛-マゲ-島を160億円で買い取ることで、地権者と大筋合意した―― との報道に、その巨額さに驚かされつつ、どんな背景や事情に拠るも…

嗚呼、汝、破草鞋なり… 山頭火!

生死を生死すれば、生死なし 煩悩を煩悩すれば、煩悩なし 自性を徹見して本地の風光に帰入せむ嘻―嘻―、やっと解放された!! 実は、正月を挟んだこの1ヶ月ほど、 悩ましくも些か苦い日々を過ごしてきたのですが… 今夕、やっと解放され、ようやく初春を迎えた気…

岸本康弘の「竹の花」

朝から宝塚へ、安倉南の岸本おじさん宅に赴き、夕刻帰参。 役所の障害福祉課と介護保険課へ、M君と共に三人で出向いた 担当のケア・マネさんとも、一時間余か、いろいろと話し合った。 お互いに抱いていたであろう誤解や行き違いは、かなりほぐれたかに見える…

岸本おじさん、入院の大ピンチ!!

水曜日−今日も九条へやって来た車椅子の岸本おじさんと いつもの鰻屋、そして、いつもの茶店で語らっていたのだが…… 付き添ってきたガイドヘルパーの話によると、岸本おじさんの担当ケア・マネさん―― 入院治療を嫌がる彼に、とうとう業を煮やしたか、 どうや…

ちょうど十年前の一文だが

この間、まあいろいろと御座ったものの あまり変わり映えはしない、ネ。五十歩百歩、されど… −2009.01.08記歳を重ねるごとに涙腺が弛む、なにかにつけて涙もろくなるというのは、どうやら当を得たことのようだ。 新しい年が明けたというに、新聞を見てもTVのNews…

「サピエンス全史文明の構造と人類の幸福」を読了

N夫妻から年始の挨拶を兼ねた昼食の誘いだった。 谷町9丁目から鶴橋へと向かう、小橋町交差点を越えてまもなくの処 焼肉と冷麺の店だった。家族3人で出かけたのだが JunkoもKaorukoもしっかりと食べたものだから 晩ご飯は抜きとなった――「サピエンス全史文明…

<鏡の魔術>−2011.07.09記

「壁の間に影は重く沈む/そしてわたしはわたしの鏡のうちへと降りる /死者がその開かれた墓へと降り行くように」−ポール・エリュアール 「鏡の中に/わたしは見る/夢を鏡の中の夢を夢見る/やさしい男を」−E.E.カミングズ表現主義・超現実主義芸術にあって…

一日中、家から一歩も出ず

レーヴィの「アウシュヴィッツは終わらない−これが人間か」朝日選書を やっと読み了えたが 読書三昧かといえば、それほどのこともなく なんだか、倦怠気味の、長い一日だ……―今月の購入本−2015年10 & 11月 ◇宮本常一「忘れられた日本人」ワイド版 岩波文庫 ◇…

未だ改装の工期定まらず

拠って、 完成Openがいつのことになるやら―― 10時半頃、携帯が鳴った 岸本康宏宅からだ、九条に来るという 新年早々だが、二週間ぶりだし 話したいことはいろいろとあるにちがいない……新年早々の四日−岸本康弘はいつものように九条へ いつものように林田鉄と…

正月も3日、ようやく例年のごとく近くの住吉大社へ

元日は約148万人が初詣に訪れたという住吉さん さすがに3日目となると混雑ぶりもかなり緩和していたのではなかったか いつものことだが、列に並んで引いたおみくじは、第十番−小吉 「住吉の松吹く風の音絶えて うらさびしくもすめる月かな」 平経盛 このみく…

2019年は十干十二支の亥年とや

新年を言祝ぎご挨拶申し上げます。或る書に曰く 亥の年の生れは一代の守本尊阿弥陀如来なり。 此人は前世にては黒帝の御子なり。 北斗の巨門星より白米一石と金子六貫目を受得て今生へ生るゝなり。 此人は前世にて慈悲善根を為したる故に今生へ其報ひ来り衣…

暮れも押し迫った28日―

午前は、クレオ西にて今年最後のBody Training− それから九条へ移動して、馴染みの茶店でLunch Time− 不動産屋U君との約束は午後2時だった。 新しい小屋は−港区の八幡屋商店街へ―― その契約のためだった。 賽は振られたのだ――もう後戻りは、ない。そして、今…

<南京事件―大虐殺>の虚実――

堀田善衛の「時間」にはじまり 辺見庸の「1*9*3*7-イクミナ-」、石川達三の「生きている兵隊」 さらには「南京事件―日本人48人の証言」と このところ<南京事件>絡みの書に明け暮れていたのだが……<南京事件―大虐殺>の虚実―― 1937年7月7日夜半から8日早朝に…

<大阪府知事と市長、辞職へ――統一選でダブル選か>

巷はクリスマスだというのに <大阪府知事と市長、辞職へ――統一選でダブル選か>と、 バカな見出しがおどる―― 奴らの任期は来年の11月.12月だから、 4月選挙から半年あまりでまたもダブル選となる、って訳だ。 とっくに死んだ筈の「都構想、愛しや、恋しや」…

<殺.掠.姦>―1937年12月―

南京を占領した大日本帝国軍は暴虐のかぎりを尽した―― <南京大虐殺事件>を、中国人知識人の視点から手記のかたちで綴った、 堀田善衛―1955年初版刊行―渾身の問題作―「時間」を読了。1945年5月、武田泰淳とともに南京に旅した堀田善衛は、 夕陽をあびて紫や…

ゆかり版<二上山夢験−ふたかみやまゆめのあらわれ>

堺市日置荘にある「心療café.chachette」にて 名古屋からの神原ゆかりさんを迎えて出演者揃い踏み しっかりと合わせ稽古をしてきたよ〜詳しくは此方を参照――https://www.facebook.com/shihohkan.TH/2014.12―今月の購入本 ◇雑誌「文藝春秋 2015年01月号」 ◇黒…

世界経済の<拡大成長>から<縮小成熟>への移行は可能か?

先ずは表1を見られよ、各国富裕層における富の集中ぶりが凄まじい。 世界の経済<拡大成長>主義は、資源の争奪や浪費、弱者搾取による際限なき貧富の格差、さらには文化的退廃を増すばかりだが、 世界の富の半分がすでに1?の富裕層に握られているという事態…

演技における<ニュートラル・ポイント>

人にはそれぞれ「心のニュートラル・ポイント」とでもいうべきものがある 謂わば心身のゼロ状態に近いもの、自然にある状態の如きものならば、役を演ずるという表象においても 演技における<ニュートラル・ポイント>がなければなるまい それはほんの瞬間、…

<アイデンティティ-identity−自己同一性>の概念

を生み出したエリクソン-Erik Homburger Erikson-が、 この概念を基軸として8段階からなる自我の心理社会的発達段階を考察したのが下図である。 <心−こころ−凝ること> −08/11/2005記異常と呼ばれ、病める心というものが、正常な健やかな心と思われている…

<ユングのライフサイクル論>

ユング-Carl Gustav Jung-の言葉「私の一生は、無意識の自己実現の物語である」「世界を創造するのは神ではなく、この私であり、 <私>の意識化という創造行為によって初めて、世界は客観的に存在するものとなるのである」「すべての人間は 生まれながらの…

−日々余話−ラオスの民法成立と<JICA>

今日の毎日新聞朝刊の3面<金言>欄で 「ラオスで民法成立」との見出しで西川恵氏が記す−以下引用ラオスで日本が起草に関わった民法法案が同国の国会に上程されたと、先月23日のこの欄で紹介した。 今月5.6の両日審議が行われ、成立した。 国際協力機構(JI…

ラオスの民法成立と<JICA>

今日は正月事始めの煤払いとや

そういえば夕刻のTVニュースで 何処の寺だったか、煤払いの模様が紹介されていたが しかし、我が身はといえば 今日と明日の二日は、何方様の思し召しか 煤払いどころか、自由も利かぬ缶詰状態にて ああ、やるせなや、やるせなや…―今月の購入本−2014年05月 ◇…

<肥後浪曲>から<肥後琵琶>へ――

小沢昭一が自身の足で集めた労作「日本の放浪芸」は ’71年から’77年にかけて全4部作として順次発売されたという 然れば、私が全集を買い求め、ひととおり聴いていたのは’80年頃だろう。 そのなかで格別に心に留まったのが山鹿良之の琵琶弾き語りの世界であっ…

きょうでおわかれなんて……

きのう おあいしたんでしたね …たしか …ええ そうでした …きょうはおわかれですね …じゃ さよなら …いや ちょっと まってください …きょう さよならするんですから きのう あったことは だれにも秘密にしときましょう …できれば なかったことに …だって さよ…