正月も3日、ようやく例年のごとく近くの住吉大社へ

元日は約148万人が初詣に訪れたという住吉さん
さすがに3日目となると混雑ぶりもかなり緩和していたのではなかったか
いつものことだが、列に並んで引いたおみくじは、第十番−小吉
「住吉の松吹く風の音絶えて 
うらさびしくもすめる月かな」 平経盛
このみくじにあう人、心安らかに平穏な日々を得ます。
○諸 事 
  あえて争うことなく、心豊かに過ごせば至福の時が得られましょう。
  短気は禁物です。
○幸運のカギ = 趣味  と、あり――
昨日は、連合い殿の実家へと、夕刻から出向いたのみだし
今日も住吉さん詣でだけの、ゆるゆるノンビリばかりの正月三ヶ日だ。

―今月の購入本−2015年07月

吉本隆明「際限のない詩魂―わが出会いの詩人たち」詩の森文庫 思潮社
鮎川信夫.他「戦後代表詩選―鮎川信夫から飯島耕一」詩の森文庫 思潮社
鮎川信夫.他「戦後代表詩選続―谷川俊太郎から伊藤比呂美」詩の森文庫 思潮社
文芸春秋.編「教科書でおぼえた名詩」 文春文庫

2019年は十干十二支の亥年とや

新年を言祝ぎご挨拶申し上げます。

或る書に曰く
亥の年の生れは一代の守本尊阿弥陀如来なり。
此人は前世にては黒帝の御子なり。
北斗の巨門星より白米一石と金子六貫目を受得て今生へ生るゝなり。
此人は前世にて慈悲善根を為したる故に今生へ其報ひ来り衣食に満又手の芸ありて財宝四方より集ひ来るべし。と――

私は、亥ではなく申年なのだが、
「衣食に満又手の芸ありて財宝四方より集ひ来るべし」の如く
念願の小屋づくりが滞りなく運ぶことを期しつつ
全力投球で邁進致しますので本年もよろしく願います。

   巳亥年元旦−2019.01.01  四方館主宰 林田 鉄 拝

暮れも押し迫った28日―

午前は、クレオ西にて今年最後のBody Training−
それから九条へ移動して、馴染みの茶店でLunch Time−
不動産屋U君との約束は午後2時だった。
新しい小屋は−港区の八幡屋商店街へ――
その契約のためだった。
賽は振られたのだ――もう後戻りは、ない。

そして、今夜はコレだ−−

<2018 Goog-by Performance>
私たちの出番は、19:50〜20:20
ズンと愉しんでイタダキマス!

―今月の購入本−2015年05月

高橋洋一「ピケティ入門 たった21枚の図で『21世紀の資本』は読める!」 あさ出版
NHK<メルトダウン>取材班「福島第一原発事故 7つの謎」 講談社現代新書

<南京事件―大虐殺>の虚実――


堀田善衛の「時間」にはじまり
辺見庸の「1*9*3*7-イクミナ-」、石川達三の「生きている兵隊」
さらには「南京事件―日本人48人の証言」と
このところ<南京事件>絡みの書に明け暮れていたのだが……

南京事件―大虐殺>の虚実――

1937年7月7日夜半から8日早朝にかけて、北京郊外盧溝橋付近で日本の中国駐屯軍の演習中に中国軍陣地から数発の発砲があったことから、日中両軍の武力衝突となる騒ぎとなった。―<盧溝橋事件>
この報を受けた近衛内閣は、当初は事件不拡大の方針で臨み、現地の日中両軍でもすぐに停戦協定が成立したが、陸軍や政府部内の強硬派の意見に押されて方針転換、日中の全面戦争へと突入していくのである。
8月には上海に大軍を派遣―<第2次上海事変
9月、中国では第2次国共合作が成立し抗日民族統一戦線が結成され、戦線は拡大。
11月、日本軍の杭州湾上陸により、背後を衝かれた中国軍は、上海より首都南京方面へと潰走していく。
12月1日、参謀本部南京攻略の命令が下り、7.8万に達する日本軍が南京を目指した。
8日には南京を包囲、9日には中国に無血開城を勧告するも、中国軍はこれに応じず、
10日、日本軍は南京城の光華門に突入、激しい戦闘となるが、
12日の夜、敗色濃厚となった中国軍では撤退命令が下された。
13日、城内に進んだ日本軍は中国軍を掃討していく。掃討戦は16日まで続き、
17日には日本軍司令官松井石根大将を先頭として入城式が行われ、翌日には慰霊祭が催された。
その後、日本軍の主要部隊は上海や杭州へと戻り、1月下旬まで残された部隊が南京の治安警備にあたった。

南京陥落の昭和12年12月――そこで何が起こったのか
戦後の東京裁判では、
日本軍が南京に入った12月13日から1月下旬まで、
暴行、略奪、強姦、放火が繰り返され、虐殺された被害者は10万人とも20万人とも言われ、
司令官松井大将被告は絞首刑となった。
また、戦後の中国で行われた戦犯裁判「南京法廷」では、
「確定せる犠牲者は既に30万に達し、この外なおまだ確証を得ざる者20万人を下らない」とされ、
第6師団司令官谷寿夫被告や、仲間の仇と百人斬りを競い合ったという少尉二人など、計5名が処刑されている。

―今月の購入本―2015年03 & 04月

◇雑誌「芸術新潮―2015年02月号」新潮社
◇水野和夫「資本主義の終焉と歴史の危機」 集英社新書
◇橋下 徹「最後に思わずYESと言わせる最強の交渉術」日本文芸社
◇雑誌「新潮45―2015年05月号」新潮社

<大阪府知事と市長、辞職へ――統一選でダブル選か>

巷はクリスマスだというのに
大阪府知事と市長、辞職へ――統一選でダブル選か>と、
バカな見出しがおどる――
奴らの任期は来年の11月.12月だから、
4月選挙から半年あまりでまたもダブル選となる、って訳だ。
とっくに死んだ筈の「都構想、愛しや、恋しや」とばかり、
まったく恥も外聞もない、強権野郎たちだ。
なにがなんでもと、そっちがその気なら、
都構想と心中させてやろうじゃないか――

ストップ、ザ・都構想   ――2015.04.29
ストップ、ザ・橋下維新
私は、大阪市の解体に反対です。
大阪市が、消えてしまう、なくなってしまうなんて、とんでもない。
ダメ、ダメです、都構想なんて。
この大阪はずっと昔から、大阪市あっての大阪。
大阪市をなくして、五つの特別区に、なんて言いますが、
特別区って、市町村以下、
全国に一七一八の市町村、それ以下の権限しかないのが、特別区、東京23区です。
私たち市民の自治権、権限を奪ってしまうのが、都構想の正体。
二重行政をなくす、とも言ってますが、
特別区大阪府、そのあいだに、一部事務組合?
だったら、三重行政になってしまう。
市町村以下の権限しかない、区長や区議会を作っても、
肝心かなめの事は、そこでは決まらない。
私たちの税金も、どこかへ吸い上げ、使われる。
おまけに、東京都のように、「都」にはなれない、都構想
まるでインチキ、ペテン、見かけ倒しの、都構想。
インチキ、ペテン、市民騙しの、橋下維新。
だから、反対。絶対、反対。
みんなで、反対しなければなりません。
これほどに、心ある大阪市民を、
不安と不信に落とし込む、後戻りも利かない住民投票
だから、反対。絶対、反対。
みんなで、反対しなければなりません。

―今月の購入本―2015年02月

ドストエフスキー全集「作家の日記 全3冊-第17.18.19巻」 新潮社
大岡昇平「二つの同時代史」 岩波現代文庫

<殺.掠.姦>―1937年12月―

南京を占領した大日本帝国軍は暴虐のかぎりを尽した――
南京大虐殺事件>を、中国人知識人の視点から手記のかたちで綴った、
堀田善衛―1955年初版刊行―渾身の問題作―「時間」を読了。

1945年5月、武田泰淳とともに南京に旅した堀田善衛は、
夕陽をあびて紫や金色に照り映える紫金山をのぞみつつ、
<到底筆にも口にも出来ない蛮行―南京大虐殺>―
「いつかはコレを書かねばならないであろうという、不吉な予感にとらわれた……」と、
自身あとがきで記している。

それにしても「時間」というタイトル……
断絶された過去の川と、現在の川を結ぶこと――「悪夢に包囲された世界=南京にも、人間の世界全部に通ずる時間が存在していたのだ」と、堀田は言う。
或いは「人間の時間、歴史の時間が濃度を増し、流れを速めて、他の国の異質な時間が侵入衝突してきて、瞬時に愛する者たちとの永訣を強いる……」とも。

とまれ、「古代ギリシアでは、過去と現在が前方にあるものであり、したがって見ることができるものであり、
見ることのできない未来は、背後にあるものである、と考えられていた」――という。
ホメロスの「オディッセイ」の訳注を指して、「これをもう少し敷衍すれば、われわれはすべて背中から未来へ入っていく、ということになるだろう」――と。
然れば、
未来は背後=過去にあるのだから、可視的過去と現在の実相を見抜いてこそ、不可視の未来のイメージを掴むことができる――という訳だ。

―今月の購入本―2015年01月

ドストエフスキー地下室の手記新潮文庫
◇李 英和「朝鮮総連と収容所共和国」 小学館文庫

ゆかり版<二上山夢験−ふたかみやまゆめのあらわれ>

堺市日置荘にある「心療café.chachette」にて
名古屋からの神原ゆかりさんを迎えて出演者揃い踏み
しっかりと合わせ稽古をしてきたよ〜

詳しくは此方を参照――https://www.facebook.com/shihohkan.TH/

2014.12―今月の購入本

◇雑誌「文藝春秋 2015年01月号」
◇黒井文太郎「イスラム国の正体」ベストセラーズ新書
◇雑誌「Newsweek-日本版 2014年10/21号-「イスラム国」の誘惑」
◇井手英策「日本財政 転換の指針」 岩波新書
中山智香子「経済ジェノサイド: フリードマンと世界経済の半世紀」 平凡社新書
◇レイモン・ラディゲ「新訳 肉体の悪魔」アーティストハウス
◇川崎 修「ハンナ・アレント講談社学術文庫
◇イヴァン ツァンカル「慈悲の聖母病棟」成文社
津田左右吉「建国の事情と万世一系の思想」 Kindle