2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

さかづきに梅の花浮け‥‥

−四方のたより− そろそろ御輿を左の肩鎖関節脱臼で、肩口から鎖骨へと差し込まれていたピンを、医者はあと1週間は置いておこうと言うのを、無理強いするように抜いて貰ったのが先週の金曜日(9日)のことで、その前からそろりそろりとリハビリをしていたから、…

わが園に梅の花散る‥‥

西洋哲学史―古代から中世へ (岩波新書)作者: 熊野純彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/04/20メディア: 新書購入: 6人 クリック: 42回この商品を含むブログ (98件) を見る−表象の森− 熊野純彦の「西洋哲学史」良書である。著者独特の語り口がいい。 ――…

梅の花ただなほざりの袖の香に‥‥

−世間虚仮− 祝祭空間としての選挙選挙が近い。戦後の昭和22年から数えて16回目となる統一地方選挙だ。 東京の都知事選には、前宮城県知事の浅野史郎が関係者をやきもきさせた挙げ句やっと出馬を表明。後出しジャンケンと揶揄する向きもあるが、決意に至るま…

ひととせをながめつくせる朝戸出に‥‥

−表象の森− 流し雛一昨日(3日)の夕刻、加太淡島神社の流し雛の模様がTVのニュースで伝えられていた。 全国各地の家庭から用済みとなって社へ奉納された雛たちがうずたかく積まれた白木の小舟が3艘、細いロープにつながれて瀬戸内の海へとゆらりゆらり漂い流…

降る雪に霞みあひてや到るらむ‥‥

−世間虚仮− 夢のあと 夢を見ていた それが途切れるようにして、夜中に眼が覚めた 親父の夢だった そういえば、この10日には 母親の七回忌と、父親の三十三回忌の法要が予定されている 夢のなかの親父は ‥‥彼はたしか満63歳で死んだ筈だが わたしの知るかぎり…