2018-01-01から1年間の記事一覧
午前は、クレオ西にて今年最後のBody Training− それから九条へ移動して、馴染みの茶店でLunch Time− 不動産屋U君との約束は午後2時だった。 新しい小屋は−港区の八幡屋商店街へ―― その契約のためだった。 賽は振られたのだ――もう後戻りは、ない。そして、今…
堀田善衛の「時間」にはじまり 辺見庸の「1*9*3*7-イクミナ-」、石川達三の「生きている兵隊」 さらには「南京事件―日本人48人の証言」と このところ<南京事件>絡みの書に明け暮れていたのだが……<南京事件―大虐殺>の虚実―― 1937年7月7日夜半から8日早朝に…
巷はクリスマスだというのに <大阪府知事と市長、辞職へ――統一選でダブル選か>と、 バカな見出しがおどる―― 奴らの任期は来年の11月.12月だから、 4月選挙から半年あまりでまたもダブル選となる、って訳だ。 とっくに死んだ筈の「都構想、愛しや、恋しや」…
南京を占領した大日本帝国軍は暴虐のかぎりを尽した―― <南京大虐殺事件>を、中国人知識人の視点から手記のかたちで綴った、 堀田善衛―1955年初版刊行―渾身の問題作―「時間」を読了。1945年5月、武田泰淳とともに南京に旅した堀田善衛は、 夕陽をあびて紫や…
堺市日置荘にある「心療café.chachette」にて 名古屋からの神原ゆかりさんを迎えて出演者揃い踏み しっかりと合わせ稽古をしてきたよ〜詳しくは此方を参照――https://www.facebook.com/shihohkan.TH/2014.12―今月の購入本 ◇雑誌「文藝春秋 2015年01月号」 ◇黒…
先ずは表1を見られよ、各国富裕層における富の集中ぶりが凄まじい。 世界の経済<拡大成長>主義は、資源の争奪や浪費、弱者搾取による際限なき貧富の格差、さらには文化的退廃を増すばかりだが、 世界の富の半分がすでに1?の富裕層に握られているという事態…
人にはそれぞれ「心のニュートラル・ポイント」とでもいうべきものがある 謂わば心身のゼロ状態に近いもの、自然にある状態の如きものならば、役を演ずるという表象においても 演技における<ニュートラル・ポイント>がなければなるまい それはほんの瞬間、…
を生み出したエリクソン-Erik Homburger Erikson-が、 この概念を基軸として8段階からなる自我の心理社会的発達段階を考察したのが下図である。 <心−こころ−凝ること> −08/11/2005記異常と呼ばれ、病める心というものが、正常な健やかな心と思われている…
ユング-Carl Gustav Jung-の言葉「私の一生は、無意識の自己実現の物語である」「世界を創造するのは神ではなく、この私であり、 <私>の意識化という創造行為によって初めて、世界は客観的に存在するものとなるのである」「すべての人間は 生まれながらの…
今日の毎日新聞朝刊の3面<金言>欄で 「ラオスで民法成立」との見出しで西川恵氏が記す−以下引用ラオスで日本が起草に関わった民法法案が同国の国会に上程されたと、先月23日のこの欄で紹介した。 今月5.6の両日審議が行われ、成立した。 国際協力機構(JI…
そういえば夕刻のTVニュースで 何処の寺だったか、煤払いの模様が紹介されていたが しかし、我が身はといえば 今日と明日の二日は、何方様の思し召しか 煤払いどころか、自由も利かぬ缶詰状態にて ああ、やるせなや、やるせなや…―今月の購入本−2014年05月 ◇…
小沢昭一が自身の足で集めた労作「日本の放浪芸」は ’71年から’77年にかけて全4部作として順次発売されたという 然れば、私が全集を買い求め、ひととおり聴いていたのは’80年頃だろう。 そのなかで格別に心に留まったのが山鹿良之の琵琶弾き語りの世界であっ…
きのう おあいしたんでしたね …たしか …ええ そうでした …きょうはおわかれですね …じゃ さよなら …いや ちょっと まってください …きょう さよならするんですから きのう あったことは だれにも秘密にしときましょう …できれば なかったことに …だって さよ…
もう二週間余り、まったく読書から遠ざかっている かなりの消耗戦が続いているからだ ひょいと気分を変えてブクログを覗いてみた 現時点の登録総数は2515冊となっている 蔵書整理のためにこれを始めた2005年7月段階では登録数987冊だった 13年余でずいぶんと…
私がBlogを綴り始めたのは2004年の秋だった。Niftyのcocologが最初で、タイトルは「山頭火つれづれ−四方館日記」とした。 その後、同じ題で、Googleのgoo blogとHatena Diaryが加わり、 三ヶ所にそっくり同じ記事をアップしていた。 ずっと後だが、さらにBlo…
イヤ、ビックリ仰天!! 驚き入った!! 齢74にしてまったく未知のゾーンへ――この数ヶ月、週に一度の<四方館 Body Training>は 金曜日の午前、クレオ西にて、が定番となっているのだが 今日はめずらしく他の2名が休みで、Junkoと私の二人きりとなってしまった…
古い舞台写真と古いBlogより――<表象の森>−予感と徴候、余韻と索引−2006.05.03記生きるということは 「予感」と「徴候」から「余韻」に流れ去り「索引」に収まる、ある流れに身を浸すことだ と、精神科医.中井久夫は、その著「徴候・記憶・外傷」の 「世界…
今日は水曜日− いつものように九条にやってきた岸本おじさんと いつものように共に2時間ほどを過ごしたが 近頃些か眼につく彼の衰弱ぶりが、気にかかる……<July>と<August>=シーザーとオクタヴィアヌス −2005.11.02記 シーザーことユリウス・カエサル-Ju…
家の近く、といっても5分余りは歩かねばならないが、 中加賀屋公園というかなり広い公園がある。 隣の一角にはグランドもあり子どもたちが野球などに興じているし、 園内では毎夏賑やかに盆踊りも繰り広げられている。 時折、この公園を通り抜けて、商店街へ…
師走だというのにこのところ20℃近い暖かさが続いている。 週間天気予報によれば、なお3日ほどは高温が続くという。 地球温暖化の原因については<温室効果ガス>の主因説がほぼ確定的とみられるというのに、 G20では、米国のトランプ大統領が昨年6月に<パリ…
東京五輪を控えた来年のNHK大河ドラマは 宮藤官九郎脚本による「いだてん−東京オリムピック噺」だそうなたった二人ぽっちの初参加<ストックホルム-1912->から 前畑秀子らが活躍した<ベルリン-1936-> 自国開催の夢も泡と化した<東京-1940-> 太平洋戦争…
生きることをやめてから 死ぬことをはじめるまでの わずかな余白に‥‥<死ぬときはひとり> −表象の森− 2006.05.01記 ――― 菅谷規矩雄「死をめぐるトリロジイ」より 私にとってはかけがえのない書のひとつである「詩的リズム−音数律に関するノート」を遺した詩…
案内文の末尾近く 「この公演を最後の舞台公演にしたいと思っています。 これからは “勝手気儘におどり旅” を続けていきます。」と‘90年頃からか、神沢創作舞踊研究所を離れ、 独自の舞踊活動を続けてきた高山明美――最後の公演と謳い、おまけに神澤宅最寄り…
<吃又と浮世又兵衛> ――2006.04.29記 浄瑠璃狂言「吃又−どもまた」のモデルが、「浮世又兵衛」こと江戸初期の絵師.岩佐又兵衛だったとは思いもよらなかった。 岩佐又兵衛については先頃読んだ辻惟雄「奇想の系譜」にも「山中常盤絵巻」などが採り上げられ、…
「葵上空間」と題された今宵の演目は 残念ながら瑕疵の目立つものであった とりわけお粗末だったのは 女性のシテ方が演じた、素面による演能だ 声も立たず、メリハリも効かず 姿も小柄に過ぎては、救い難いというモノ 素面による演能を、見世物として成らし…
……苦行はつづく……<一茶と山頭火>−表象の森− 愚にかへる −2006.05.06記 春立つや愚の上にまた愚にかへる文政6(1823)年、数えて61歳の還暦を迎えた歳旦の句である。 前書に「からき命を拾ひつつ、くるしき月日おくるうちに、ふと諧々たる夷(ヒナ)ぶりの俳諧…
この三、四日、果てしのないような資料整理に明け暮れている。 まだ、いつ終わるか見通しが立たない……一茶の、喜びも悲しみも ――2006.04.19記 這へ笑へ二つになるぞ今朝からは文政2(1819)年、「おらが春」所収。前書に「こぞの五月生れたる娘に一人前の雑煮…
<愛国百人一首>をご存じか? ――2006.04.15記 身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留置かまし大和魂 吉田松陰 太平洋戦争のさなか、小倉百人一首に擬して「愛国百人一首」なるものが作られていたというが、吉田松陰の一首もこれに選集されたものである。 対米…
朝刊には「25年 大阪万博」と 夕刊にも「25年万博 大阪歓喜」と 一面に大きな見出しが躍っているが なんだか空騒ぎを揶揄するかのようにすきま風が吹きぬける感。 大阪に居ながら一度も足を運ばなかった70年万博 仮に2025年になお生きていたとしても、足を運…