2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

つくつくぼうし鳴いてつくつくぼうし

<世間虚仮>しろうさんの「公明党」にトラックバックしています。 <公明党>冬柴幹事長、民主党との連立の可能性に言及 (毎日新聞) - 7月27日23時55分更新 yahoo。 <足腰の弱体化がここまで−共産党の候補擁立問題> しろうさんが公明党の政局絡みの両睨…

ふるさとや少年の口笛とあとやさき

「いまは住む者もなく荒れ果てた母の里家」<行き交う人々−ひと曼荼羅> <四国・高知の山深く−おやじの生誕地へ> ちょうど一週間前、21日(木)に日帰りで四国高知まで車を走らせた。 六十を越えたこの年になるまでおやじの生地を訪れたことはなかったが、お…

石をまつり水のわくところ

<日々余話>moonbaseさんの「自力Vの消えた巨人の問題は?」にトラックバックしています。 <阪神優勝の確率は?>オールスター前の数試合は打線低調でこのまま失速するのではと心配させたが、 昨夜の巨人戦で終盤は打線爆発、巨人の自力優勝の芽をもぎとっ…

颱風吹きぬけた露草ひらく

「阿蘇の火口を背に」<行き交う人々−ひと曼荼羅> <トライアングル−神澤茂子と天津善昭> 一昨年急逝した舞踊家K師の三回忌が近くなってきたので、昨日(24日)、およそ二年ぶりになるがK師宅を訪ねてみた。 阪奈道路から学園前の方へ入って数キロ走ると大渕…

身にちかく水がながれくる

「うしろすがたの山頭火」より<四方の風だより> <加齢もまた芸の肥やしとなるか−琵琶五人会> 22日、金曜日の夜、文楽劇場の小ホールの「琵琶五人会」に行った。 毎年この時期に開催され、今年はもう16回目とある。 この世界に些か縁ができてもう五、六年…

父が母が、子もまねをして田草とる

「父母が眠る墓−箕面墓地公園」<行き交う人々−ひと曼荼羅> <おやじのこと、おふくろのこと−承前> 私が小学校の三、四年になった頃には、おやじはもう一人で外の居酒屋などで酒を呑むことはしなくなっていた。軽いものとはいえ脳溢血の後遺症もあったのだ…

燃えに燃える火なりうつくしく

<古今東西−書畫往還> <おもしろうて、やがてかなしき‥‥、ひねくれ一茶> これまでそれほど興味を示さなかったことに、ひょんなことからどうしても知りたくなったり、強い関心が惹き起こされる場合がときにあるものだ。 ひとつきほど前か、「これがまあ終…

ふるさとの水を飲み水を浴び

「地底旅行寄席案内」<風聞往来> <7月地底旅行寄席に桂三枝登場> 今月の地底旅行寄席には、桂三枝が出演する。 掲載の案内チラシのとおり、7月19日の火曜日である。 ところで、桂三枝の誕生日は昨日の7月16日だそうで、 今日、17日は、実は私の誕生日で…

投げ出した脚をいたはる

photo「宮古島にて」<日々余話> <蔵書目録を作ってみた‥‥> ここ数週間のあいだ、折々の閑な時間を利用しながら、蔵書目録を作ってみた。 以前にも触れたことがあったが、15.6年前にほぼ2000冊ほどあった蔵書を、 十冊に満たない僅かなものを手許に残した…

蚊帳の中なる親と子に雨音せまる

「松島湾を臨む」<世間虚仮> <エッ、日本はニッポンだったの?> 今日、7月14日が、フランス革命のパリ祭だということはだれでも知っているだろうが、 1970(S45)年のこの日、日本の呼称を「ニツポン」に統一することを閣議で了承、とあった。 ‘70年といえ…

くらがり風鈴の鳴りしきる

photo「うしろすがたの山頭火」より<行き交う人々−ひと曼荼羅> <おやじのこと、おふくろのこと> 父や母についてなにか書きとめてみようと思っても、父・母という表記では妙にあらたまって筆がすすまない。これもまた大阪の下町、ごく下世話な育ちゆえな…

「ローマのコロセウムにて」 <日々余話> <瘡蓋−かさぶた> 人の死や喪失はどんな場合であれ哀しみや悲しみをともなうものだ。 死者はだれでも悼まれてよいだけの重さを此方側−生者たちにのこして立ち去ってゆく。 吉本隆明は「追悼私記」のあとがきにこん…

待つでも待たぬでもない雑草の月あかり

<日々余話> <環境変われば‥‥、文月会展> 昨日、雨模様のなか、「文月会展」へ。 いざ出かける寸前まで電車で行こうかと迷ったが、帰りは疲れて正体もなくぐったりと眠り込むであろう幼な児を連れての電車の乗り換えや雨中の徒歩を思うと、やむなく車を走…

こんなに耳くそが、いつまで生きる

<風聞往来> <米国産牛肉輸入再開、ほんとに安全か?> 先日、アメリカで2例目のBSE感染牛が確認され、 「輸入再開に影響はない」と農水省はしているものの、 消費者不安を払拭しきれるほどの情報公開もないまま事態は推移している。 ここで少し前に読…

天の川ま夜中の酔ひどれは踊る

<四方の風だより><七夕さまにも似た逢瀬、文月会展>美術仲間の三組の夫婦6人で 毎年7月のこの時期にグループ展を開いているのが 「文月会展」である。 回を重ねて今年はもう19回目になるという。 当初は、男性三人のグループ展として出発したのが いつの…

炎天まうへにけふのつとめの汗のしたたる

「東北青森・十和田湖畔にて」 <言の葉の記> <蝉時雨と空蝉> 昨日、今日と、少しばかりの恵みの雨となったものの、空梅雨である。 各地で断水や取水制限が起こっている。 かと思えば、局地的な豪雨が襲い、地震被災地に追撃ちをかける。 異常気象という…