2008-02-29から1日間の記事一覧

つゝみかねて月とり落とす霽かな

―表象の森― 尾張五哥仙芭蕉は、「野ざらし紀行-甲子吟行-」の旅で、貞享元(1684)年八月江戸を立ち、伊勢を経て、亡母追善のためにひとまず伊賀上野に帰郷、九月大和・吉野をめぐって、近江から美濃に入る。大垣の谷木因を訪い、十月初、同道して桑名に遊ぶ。…