2009-07-22から1日間の記事一覧

まゝよ法衣は汗で朽ちた

―山頭火の一句―昭和5年の行乞記、10月9日の稿に 10月9日、曇、時雨、行程3里、上ノ町、古松屋嫁の開けないうちに眼がさめる、雨の音が聞こえる、朝飯を食べて煙草を吸うて、ゆつくりしてゐるうちに、雲が切れて四方が明るくなる、大したこともあるまいといふ…