2010-03-06から1日間の記事一覧

ひとりはなれてぬかるみをふむ

−表象の森− 顔真卿の劇的な書石川九楊編の「書の宇宙」シリーズ-二玄社刊-、№13は「顔真卿」顔真卿、初期の「多宝塔碑」部分均整や均衡がとれた端正な初唐代の楷書と較べると、顔真卿の楷書はいささか野暮にも思える。 末行の「十」や「力」の第二画の起筆は、力…