―表象の森― <日暦詩句>-40 「卵」 吉岡実神も不在の時 いきているものの影もなく 死の臭いものぼらぬ 深い虚脱の夏の正午 密集した圏内から 雲のごときものを引き裂き 粘質のものを氾濫させ 森閑とした場所に うまれたものがある ひとつの生を暗示したもの…
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