―表象の森― <日暦詩句>-45 「眼」 西脇順三郎白い波が頭へととびかゝつてくる七月に 南方の奇麗な町をすぎる。 静かな庭が旅人のために眠つてゐる。 薔薇に砂に水 薔薇に霞む心 石に刻まれた髪 石に刻まれた音 石に刻まれた眼は永遠に開く。 ―詩集「Ambarv…
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