寝床まで月を入れ寝るとする

<風聞往来>


アインシュタイン没後50年記念
彼の命日に、世界平和へ光のリレーを


アインシュタインの没後50年を記念して、
その命日(4月18日)に、光のリレーで世界中をつなげようというイベントをしている。
日本列島では、今夕20時から21時までの間、東から西へと、各地で2分間ずつ電気を消すことで、夜の光のなかで、闇の部分を波のように伝えていこうというもの。
大阪では、20時33分から2分間、消灯すればよいのだが‥‥。

趣意書パンフはココ


⇒⇒⇒ この記事を読まれた方は此処をクリック。



EVP「Sympathies−共鳴するものたち」


<世間虚仮>


いい加減にしろ!
姑息で恥ずかしいかぎりのリアクション


中国での反日デモが激化しているなか、対抗的に日本の中国関連施設への嫌がらせ事件が頻発しているそうな。
曰く、総領事館へ封筒にカミソリの刃、語学校に金属弾、協会事務所にパチンコ玉、などなど。
なんとも嘆かわしい姑息な腹いせめいたことを重ねているのだろう。仮にこんなことが日本の国民レベルのリアクションとして国際的に報道されたりしたら、ただただ失笑の極みではないか。

15年前(1989)の天安門事件という大きな危機から、経済の高度成長をひた走る中国が内向きにはどれほど困難な問題を抱え、どんなに抑圧政索を取り続けているか。
現在の日中緊張関係の主たる要因は、日本の首相の靖国参拝や教科書問題に指摘される歴史認識尖閣諸島魚釣島問題などに、果たしてどれほどの比重があるのだろうか。
中国の覇権主義的外交と、内政上極端な抑圧政索を取らざるを得ない矛盾にすべて起因していることではないのか。
確かに、現在唯一の覇権国家アメリカに近い将来対抗すべき中国にとって、日本が安保理常任国入りを目指しているのは問題視されるに充分な大事ではあるだろう。
私個人は、安保理入りを目指そうとすること自体、反対ではあるが、
かといって中国が、ドイツと日本を区別化する論理には到底首肯しがたいものがある。
反日デモで中国市民が一様に叫ぶ超論理的スローガン「愛国無罪」と同様、中国の主張は客観的合理性をここでも逸脱している。

とにかく、この緊張関係打開は国政トップの外交手腕が真に問われているのだ。
もちろん国際上からも甚だ憂慮すべき大問題なのだから、言挙げしたり行動するなら、国政トップそのものに向けてあるべきだろう。対中国に報復的措置を取りたければ、それに相応しい行動形式というものがある。
それができないようなら、ただ沈黙してしっかりと事態の推移を見詰めるしかないではないか。

<中国関連施設への嫌がらせ10日間で25件に>朝日新聞


⇒⇒⇒ この記事を読まれた方は此処をクリック。