逢うて別れる月が出た
―表象の森― 金子光晴Memo
「おれは六十で
君は、十六だが、
それでも、君は
おれのお母さん。
‥‥‥‥‥‥‥ 」 −光晴「愛情2」
金子光晴を語ろうとすることが、われにもあらず、なぜ日本男性攻撃へと傾くのだろうか? このたびの、これは一つの発見だ。−茨木のり子
「男とつきあわない女は色褪せる
女とつきあわない男は馬鹿になる」−チェホフ
「大統領と娼婦とは本来同じ値打だ」−ホイットマン
「金子さんほど歩き廻る日本人は見たことがない」−魯迅
「堕っこちることは向上なんだ」−光晴「人非人伝」
「僕が死んだら、よく考えてみて下さい」−光晴
−茨木のり子「言の葉2」より
今日も家の事で胸いつぱいだ、売家が二つ三つある、その一つが都合よければ、其中庵も案外早く、そして安く出来るだらう、うれしいことである。
※表題句のみ記す
Photo/北の旅-2000?から―カムイワッカの湯の滝-’11.07.27