2006-08-13から1日間の記事一覧

松風の音のみならず石走る‥‥

−表象の森− 一茶の句鑑賞 手に取れば歩きたくなる扇かな文化15(1818)年、56歳の作。なにげなく手にした扇、その扇によって、思わず埋もれていた心の襞が掴みだされたというような感じがある。ふとなにかに向かって心が動いた、ふと歩きたくなったのである。…