―山頭火の一句―句は「層雲」大正9年1月号に発表、句作は8年の秋か初冬だろう。山頭火は、大正8年10月、妻子を熊本に残したまま、何を求めてか、突然の上京をしている。 早稲田に近い下宿屋の2階に住む、13歳も年少の句友茂森惟士を頼りに、その隣の四畳半に…
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