2009-05-09から1日間の記事一覧

分け入つても分け入つても青い山

山頭火の一句−句集「鉢の子」では「大正15年4月、解くすべもない惑ひを背負うて、行乞流転の旅に出た」と詞書する、よく知られた代表句放哉の「入庵雑記」を読んで彼への思慕を募らせた山頭火だったが、同じ頃、放哉は放哉で、未だ互いにまみえぬながら俳誌…