2009-09-07から1日間の記事一覧

波の音しぐれて暗し

―山頭火の一句― 昭和5年の行乞記、10月28日の稿に 10月28日、曇、雨、行程3里、富高町、成美屋おぼつかない空模様である、そしてだいぶ冷える、もう単衣ではやりきれなくなつた、君がなさけの袷を着ましよ! 行乞には早すぎるので-四国ではなんぼ早くてもか…