2009-11-02から1日間の記事一覧

たゝへた水のさみしうない

―山頭火の一句― 昭和5年の行乞記、12月8日の稿に 12月8日、晴后曇、行程4里、松崎、双之介居。8時頃、おもたい地下足袋でとぼとぼ歩きだした、酒壺洞君に教へられ勧められて双之介居を訪ねるつもりなのである、やうやく1時過ぎに、松崎といふ田舎街で「歯科…