2010-03-09から1日間の記事一覧

死をまへの木の葉そよぐなり

―山頭火の一句― 行乞記-再び -01-三百余日の空白の後、昭和6年の12月22日より再び行乞記として日記が始まっている。 日記の冒頭に、表題句の外、次の3句を掲げている 死ぬる夜の雪ふりつもる 陽を吸ふ 生死のなかの雪ふりしきる12月22日、晴、汽車で5里、味…