山のふかさはみな芽吹く

 「身は三歳の幼な児」


<日々余話>


<七栗の湯詣で>

清少納言枕草子に「湯は七栗の湯、有馬の湯、玉造の湯」と謳われた、
七栗の湯こと榊原温泉へ。
大阪市内から西名阪を経て片道120km。
昨年9月から日帰り入浴で詣でること今日で7度目か8度目か。
榊原館元湯の源泉は32℃。
この源泉をそのままの温度でかけ流しにしている湯船にゆっくりと浸かるのがお目当ての客は多い。
入湯料大人1000円、子どもは3歳から500円。
近在の日帰り入浴施設は700円が相場だから、少し高めの設定だ。
これはいにしえから知られた名湯ゆえか、この源泉の愛好家が多い故か。
相場どおりの設定なら、殺到して施設が容量オーバーになるとみたのだろう。
我が家では幼な児のアトピー改善に少しでも効能があるかと期待され、こうして月行事ともなったのだが、近頃はその効能もどうやら覚束なくなってきたようだ。
はてさて、この月行事となった七栗の湯詣で、
続けるべきか否か、そろそろ思案のしどころのようだ。


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